腸内環境を改善する上で重要な要素なのが食事です。
食事で腸内環境が8割方変わってきます。
「食生活において水分、食物繊維、乳酸菌の摂取を積極的に摂りましょう」
といってもなかなか便秘が改善されない、具体的にどうしたらいいのと言う人多いはずです。
そんなよくある腸内環境改善する食事方法でよくある疑問をまとめました。
関連記事:腸内環境を整える食べ物でスルッと便秘解消する6つの栄養素
目次
ヨーグルトバナナジュースで豆乳の代わりに牛乳を使っても便秘解消効果はありますか?
豆乳の代わりに牛乳を使ってもかまいません。
ただし、豆乳には新陳代謝をアップさせてダイエットに役立つビタミンB 群や美肌に導くビタミンE が豊富に含まれてます。
鉄分やマグネシウム、カリウムなどのミネラルも含まれているので、やはり美と健康のためには豆乳がおすすめです。
また、牛乳には脂肪分が多く、脂肪を取りすぎてしまう恐れもあるですから、どうしても苦手と言う人のみ低脂肪牛乳を利用してみると良いでしょう。
昼食におにぎり以外の物にしても良いですか?
一番お勧めはおにぎりですか蕎麦やライ麦パンを食べても構いません。
そばやライ麦パンは炭水化物として体のエネルギーでになるだけでなく、食物繊維が豊富に含まれているので腸にとっても良い食品です。
ただし、ついつい食べ過ぎてしまいがちなので注意してください。
市販の菓子パンや惣菜パンは糖質と脂質の塊なのでダイエット観点からいえばおすすめできない食品です。
関連記事:太らないお米のダイエット効果で月3kg減便秘解消すぐできる4つの方法
朝時間がなくファスティングジュースが作れません良い方法はありませんが
消化や吸収をよくするためには、果物や野菜などを細かく刻んだ状態にしてからの方が良いでしょう。
しかし時間がない場合バナナとその他食物繊維をそれぞれ好きにしたり、野菜ジュースを飲んだりしても構いません。
ただし、野菜ジュースには塩分や糖分などが多く含まれているので、効果を出したいなら手作りするほか勧めです。
市販の酵素ドリンクや粉末のグリーンスムージーでも問題ありません。
食物繊維を含む食品を調理する時に気をつけることはありますか?
水溶性食物繊維は水に溶ける性質があるので、成分が調理中に失われないよう工夫が必要です。
水にさらしたりつけたりする時間を短めにする汁ごと食べる、料理に使うときは、その食品を最後に入れるなどすると良いでしょう。
なお、加熱によって壊れるビタミンC などとは違い、食物繊維は加熱によって壊れることはないので、茹でる焼く蒸す煮るなど火を通した調理に問題はありません。
水溶性と不溶性両方バランスよく摂るようにしましょう。
関連記事:食物繊維を摂ってるのに便秘になった人野菜の食べ方工夫すればスルッと出ますよ
食事を作るのが面倒なのでカット野菜を使用していますが栄養面で効果が無いといわれています
カット野菜は、確かに通常のカットされていない野菜と比較すれば栄養価は落ちています。
しかしカットしているからといって栄養が全く無くなるというわけではありません。
野菜を食べる重要性はビタミンやミネラルもありますが、どれだけ食物繊維を摂取できたかのほうが重要です。
極論から言ってしまえばビタミンやミネラルはサプリメントで補ってしまえば問題ないのです。
サプリメントでも食物繊維は摂取しにくく食べ物、特に野菜や果物で摂取した方が効率が良いのです。
ですからカット野菜でも食物繊維を摂るという観点から言えば十分に意味のある事なのです。
可能であればそのままの野菜を購入し自身で切って調理すれば良いのです。
ヨーグルトが腸内環境に良いといいますがどのヨーグルトを食べればいいのですか
ヨーグルトに含まれている乳酸菌ですが、人によって効果があったり無かったりと、乳酸菌と腸内細菌の相性は人それぞれだったりします。
こればかりは様々なヨーグルトを食べてみて、どれが効果があるかどうか食べ比べる必要があります。
もしかしたらヨーグルトは相性が悪く納豆の方が効果があったという人もいます。
ですが、その食べたヨーグルトが効果があまり無かったとしても、食べて死滅した乳酸菌は腸内に存在している善玉菌の餌になりますので、決して効果が無いというわけではありません。
これは効果があった!というヨーグルトを探すのは思ったより難しいです。
個人的に苦手だった100円ローソンのすっぱいヨーグルトが一番効果があったり、好きで食べていたヨーグルトだとイマイチ便の調子が悪かったりとうまくいきません。
ただどれかはどんぴしゃで効果があるヨーグルトは存在するはずですので、様々なヨーグルトを食べてみると良いでしょう。
食物繊維の量を1カップで帰る場合、食品の切り方を変えると、そこに入る食品の量も変わるのですが
1カップで量る方法はいちいち重さを量ったり、計算したりしなくても良いのでとても便利な方法ですが、食品の切り方によって1カップに入る食品の量が多少おかわります。
これにより食物繊維の量も変わるのであくまで目安にしてください。
基本的には細かく切ると多く入り、大きく切ると空間ができるため、1カップに入る食品の量は少なくなります。
腸内リセット&デトックスプログラムをしてもなかなか便秘が改善されません。
便秘歴が長く、いつも下剤が手放せないという人も、なかにはこの方法だけでは改善しないケースがあります。
このような人は便秘外来のある病院の受診をお勧めします。
ひどい便秘の裏には、大腸がんなどの病気が隠れている場合もありますから。
早めの受診をしてください。
まとめ
便秘と食生活は切っても切れない関係です。
ですから腸の事を考えた食生活にしてあげる、という考えで食事を行うのもよいことです。
特に30代を過ぎると色々と体調不良が起こることが多くなります。
健康を考えるとまずは腸内環境を良くすること。
そんな意識をして食生活を変えると便秘改善に効果が期待できます。