ごはんだけは止められない
- 糖質制限ブームでご飯が悪者扱い…でもご飯は毎日食べたい
- ご飯食べないと腹持ち悪いし元気でないです。
- ご飯を食べていたほうが便通良いけどダイエット的には…
糖質制限がブームの昨今お米は太る原因として扱われています。
「ご飯は日本人の主食だし食べないの食べた気にならないよ」
実際お米の食べすぎは、血糖値を上昇させてしまい脂肪の原因といわれており、痩せるのであれば避けたい食品です。
ですがご飯を食べても痩せる方法がある
ならどうでしょうか。
ご飯を食べながらダイエットもできてさらに便秘も改善できる方法があるのであれば痩せないわけは無いと思いませんか?
関連ページ:【痩せる】ダイエット中でも太らない5つのお米の食べ方選び方
目次
パンよりお米を食べている人の便はキレイでよく出る
お米をしっかり食べている人には快便で、便に悩む人が少ないという傾向が多くあります。
本当にお米をたくさん食べている方もうんちは美人さんなのです。
絵にかいたような便と言うのでしょうか?
よく絵本や漫画などに書かれる典型的な便の形や色というものがあると思うですが、にょろにょろととぐろを巻いているあの形です。
ですが便秘や軟便に悩まされている人も便はポロポロだったりコロコロだったり、べっとりしていたりドロドロだったりと様々。
私たちがイメージするような理想的な形の便を出せている人は実はとても少ないのです。
ではどうしたら理想的な形の便を出すことができるのでしょうか?
ポイントはウンチの材料です。
つまり、どんな食べ物を食べているかで、うんちの容姿が変わってくるのです。
そのために理想のうんちを出すときに必要なのはお米なのです。
私たちの主食であるお米は炭水化物という栄養素が多く含まれています。
ですが炭水化物は今現代のダイエットの中では太るというイメージがありダイエット中はあまり食べたくないと思うような食べ物ですですが、お米に含まれる難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)は一度冷蔵すと増加します。
太らないお米 難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)のダイエット効果
この難消化性でんぷんというのは消化されにくいということです。
つまりは太りにくい食材でもあるのです。
なんと通常炭水化物は1gあたり4kcalなのですが難消化性でんぷんは1gあたり2kcalにしかなりません。
小腸で吸収されず大腸まで届いたお米の難消化性でんぷんは、食べた満足感はあるのにインスリンの分泌が抑えられるため、脂肪がつきにくいというメリットがあります。
さらに、食物繊維と類似した働きをしている大腸の中の善玉菌を増やしてくれる作用もあります。
またご飯は水分を豊富に含んでいるのでふっくらとした美人なうんちを作ってくれるというのが理由です。
また難消化性でんぷんは消化酵素によって消化されにくいため、そのまま小腸まで届きそこでゆっくりと消化され、大腸でもゆっくり時間をかけて吸収してくれます。
ですから腹持ちが良く空腹感や食欲を抑えてくれる効果も期待できるのです。
普段パンや麺類ばかりの人でご飯を食べないという方にご飯を食べてもらうようにしたところ、便が出やすくなったという方が多く見られます。
ご飯は何かをくっつけるのりの代わりにも使います。
そんな要領でご飯は腸の中の便の材料をくっつけて膨らませてくれるのです
難消化性でんぷんのを食べた人の便の効果
便はふっくらとみずみずしいといきむことなくツルンと快便で出てくれます。
水分をたっぷり含んだご飯は日本人の腸のお掃除役としてとても大切な食品なのです。
ですから、ダイエットを意識しているのであれば一度ご飯を炊いて、小分けにして冷蔵保存することです。
脂肪がつきにくい便秘解消にも役立つスーパーフードとして化けてくれるのです。
難消化性でんぷんの食べる際の注意点
冷やしたご飯はダイエット効果や便秘改善に良い食品ですが、食べる際注意しないと太る原因になってしまいます。
ですからこちらの注意点をよく読んでから実践するようにしてください。
食べるときは冷たいまま食べること
難消化性でんぷんは4℃~5℃くらいの温度ときが一番多くなって効果が高まるそうです。
しかし再加熱してしまうと難消化性でんぷんは壊れてしまうため効果を発揮することができなくなってしまいます。
ですから常温に戻す程度なら良いですがレンジで温め直すことはできません。
食べ過ぎないこと
飯一善に対し15%ほどしか難消化性でんぷんにならないようです。
ですからいくら便秘に良い、摂取カロリーは低いからといって食べ過ぎてしまったら太ってしまう原因になります。
ダイエットに効果があると過度に期待するのは間違いです。
つめたいオニギリと暖かい味噌汁は大丈夫なの?
炭水化物は冷やすとレジスタントスターチ(デンプン質)に変質しますので温かい物を一緒に食べても炭水化物に変質する事はありません。
つまりはつめたいオニギリ自体の形状は変わらないので暖かいお味噌汁同時に飲んでも大丈夫ということです。
体温で難消化性でんぷんは戻ってしまわないの?
難消化性でんぷんは人間の体温程度では戻りません。
ただ最終的には消化されてしまうため、カロリー自体は大きくは変わりません。
安心感から食べ過ぎれば意味がないので、そこは勘違いのないようにしてください。
また、一緒に甘いものなどを食べてしまうと何の意味もなくなります。
まとめ
難消化性でんぷんのご飯。
いわゆる冷ご飯ですが、余ってしまって冷蔵庫で保管したものがまさかダイエットにも便秘にも良いなんて思ってもしなかったのではないでしょうか。
ご飯は炊きたてが一番美味しいといわれていますが、便秘改善やダイエット目的なら喜んで冷ご飯を食べましょう。
冷ご飯は炊きたてご飯と比べて硬く良く噛んで食べなくてはいけない特性もあります。
そのため必然的に咀嚼回数も増えますし量も多く食べられません。
必然的にダイエットにもなってしまっていと思うとちょっと味気ない冷ご飯も美味しく食べられるのではないでしょうか。
冷ご飯でも美味しく食べるのであればはやり美味しいお米が必須です。
最近では様々なお米の種類も出ており冷ご飯でも美味しく食べられるお米もあります。
これらをすすんで食べればちょっと味気ない食事も豊かになるはずです。