早食いはオナラや便秘の原因といわれているけど…
- ついつい食べるときはガツガツ食べてしまう
- 咀嚼するのが面倒ですぐ飲み込んでしまう
- 噛むことを意識しているとイライラして食事に集中できない
食べるとき良く噛んでといわれているけど
最近の食べ物はそんなに噛まなくてもすぐ飲み込めるし咀嚼するのが面倒と思いませんか?
しかし咀嚼して食べたものをほぐして唾液とと合わさないと便秘やオナラの原因に。
分かっているけど無理!そう思っていませんか。
しかし今のクセがあったとしてもイライラせずに咀嚼回数が増えたり、ガツガツ食べずにゆっくりとストレスフリーで食べられるならどうでしょうか。
目次
早食いは女性の悩みの一つぽっこりお腹の原因に
女性の悩みの一つにガス腹があります。
お腹にガスが溜まって張って苦しいんですと訴える方が非常に多いのです。
お腹にガスがたまる原因をお伝えしましょう。心当たりはありませんか?
- ストレスフル
- その日に出すべき便を出し切っていない
- お腹が冷えている
- 空気を飲み込む癖がある
以上のことがお腹を晴らすメジャーな理由ですが意外と知られていないがガス腹の大きな原因があります。
それは早食いそして食べ過ぎこれがおならが臭くなる原因でもあります。
関連記事:体重が減ってるのにお腹だけは凹まない原因
早食いがいけない理由
ではなぜ早食いがいけないのでしょうか?
早食いを行うと体はどのような状態になってしまうのでしょうか
消化吸収への影響
しっかり噛むというのは食べ物を細かくして消化をしやすくするためと、唾液としっかり混ぜることで胃から先の消化をスムーズにさせる作用があります。
また、噛むことで、胃などの消化器への信号となり、消化器官が働く準備もできます。
ですので消化器官への負担が少なくスムーズな代謝活動ができます。
食べすぎを防ぐ
噛む、ということや胃に食べ物が入ることで脳に『食事』をしている信号が送られます。
あまり噛まずに短時間で食べると、その信号がしっかり送られる前に必要以上の量を食べてしまい『ストップ』の信号を受け損ねてしまいます。
よく噛むことで、食べすぎを防ぐことができます。
また、ゆっくり食事をする、ということで血糖値の急激な上昇も予防できるので、食後高血糖値への悪影響もある程度予防できます。
早食いが常習化して人のお腹の状態
ガス腹の方のお腹を軽く叩いてみると、太鼓を叩くような空っぽい っぽい音がします。
これは腸の中にガスが溜まって空洞になっているので響くような音がするのです。
ガスがたまってくるしと言う人もお腹はどこを叩いても見事な太鼓腹状態のです。
このような形の食べ方も習慣を伺ってみるとみなさんとても早食いでさらに食べ過ぎているという共通点があります。
食べ物を何回噛むかと尋ねたところ10回以内で飲み込んでしまう方がとても多いのです。
また、食物繊維が豊富な食べ物をあまり好きではなく噛むのが疲れるからという理由で苦手という人も多いのです。
食べ物をよく噛まないと食べ物をどろどろに溶かす働きをする胃に負担がかかります。
その結果、消化不良の状態になり、ガスが大量発生するのです。
そして、お腹いっぱい食べる型がほとんどなので食べ始めてから15分から30分も経つと苦しいくらいの満腹感に陥ってしまい明らかに食べすぎの状態そんな方はみぞおちの下からおへそ周りが硬くなっている方が多いです。
そのような方の膨らんだ部分を揉みほぐすと、「ボゴゴゴゴゴ」と音を立てながら大量の腸内ガスが出てきます。
胃腸に負担をかけないこと。
それが綺麗な腸でいる事への近道なのです。
関連記事:便秘に効果のある食べ物の食べ方で腸内環境3割アップする方法
早食いになってしまう理由
ゆっくり食べることができない理由としてこのような事が多くあります。
- お腹が空いているとどうしてもがっつく衝動を抑えられない。
- 食材を大きく切ったり固めに煮たりして噛む回数を増やすのは歯が悪いためできない。
- 30回噛んで食べようとしても口の中でもう微塵になった食べ物が生暖かくなっていつまでも残っている感触が気持ち悪くて早く飲み込んでしまう。
早食いを治すにはどうしたらいいの
早食いを予防するには意識的に自分を変えていく必要があります。
ではどうやったら早食いを改善できるのか具体的方法をアドバイスします。
食べ順を変えてみる
がっつくとやばいのは炭水化物です。
食べる順番を決めましょう。
野菜や汁物を先に食べます。
お米やパンは最後。
野菜や水分で胃が満たせれれば食欲が落ち着いて、ご飯はそんな食べたくなくなります。
少し落ち着いてゆっくり食べられるようになります。
箸を利き手の逆の手で持つ
脳科学的に見ても活性化につながるというデータもあるようですし万が一利き手を怪我した時でも食事に困らなくなります。
最初は上手くいきませんが、2、3週間もすれば徐々に慣れてきます。
一度にたくさんの量を口に運ぶ事ができないので食事に時間をかける事ができます。
鏡を置いて、自分の食べる姿を見てみる
がっついてる自分を見れば直したいという気持ちがさらに高まってきます。
ちなみに、量が同じであれば食べる速度は体重の増減には影響ありません。
やりすぎると自己嫌悪に陥るので自制のためにたまに行うようにしましょう。
食べる度に一区切り付くようにする
口の中に入ってる時は箸を置き目は次のおかずを見ない事です。
そして合間にお茶やお水を飲むと一気にペースダウンしますよ。
食物繊維が豊富なおかずを主に食べる
食物繊維が多い食品を食べると普段早食いの人でも良く噛んで食べないと飲み込めない状態になります。
そんな食品を多く食べる事によって咀嚼回数を増やして満腹中枢を刺激してあげることにより、食べすぎや早食いを予防することができます。
生キャベツ、ごぼう
この2つの食材は噛まないと飲み込めない食物繊維食品の代表です。
特に千切りキャベツは荒めに切ると相当噛まないと飲み込むことに難儀します。
カロリーも低く、キャベツには胃腸をケアするビタミンKが含まれています。
食べすぎ予防にもご飯の量を半分にして生キャベツを多く食べてみるとよいでしょう。
関連記事:腸内環境を整える食べ物でスルッと便秘解消する6つの栄養素
まとめ
今現代の食べ物というのは咀嚼せずとも飲み込める食品が多く、あまり噛まないでも食べられてしまいます。その結果ガツガツ食べられますし咀嚼回数も自然と減ってしまうのです。
ですから意識して咀嚼を増やす必要が便秘やオナラを予防するには必要なのですが普通に意識するのは難しいものです。
そこで食べる順番を変えたり、食物繊維豊富な噛まないと食べにくい食品を増やす。
ということを意識的に取り入れるのが重要なのです。
特に生キャベツは咀嚼回数が嫌でも増えますので、ご飯の代わりに食べるのがおすすめ。
今ではスーパーでもコンビニでも千切りキャベツは手軽に買えます。
これを一袋一回の食事に添えるだけでも咀嚼回数を増やしゆっくりとした食事ができます。
キャベツは胃腸を守る働きもあり、ご飯の代わりに食べれば糖質制限にもなります。