寝いている時も体に力が入っている感じがします。
人からなんかいつも肩に力が入ってるねといわれた、家に帰っても緊張感が抜けない
いつも身構えて緊張している体の力が抜けない。
自分でも気が付かないうちに体に力が入りっぱなしになっている。
そんな人は多くいるのではないでしょうか。
その原因は二つの自律神経、交感神経そして副交感神経この二つのバランスが悪くなっているからです。
転びそうになった時や何かにぶつかりそうになった時など、緊急事態のときは体全体に力を入れて身を守ります。
それと同じ状態が日常的に行われて、いつも緊張しているのです。
心の緊張が体に伝わるのか、体の中に力を入れている感じです。
気づけば呼吸は浅く、肩が常にこわばっていて、眉間にシワが入っている。
そんな症状があるようならそれは問題です。
最悪の場合自律神経が壊れ精神的な病にも繋がるかもしれません。
このような状態が続くと寝ても寝た気がしないし、朝から緊張が続いて「いつ休めるんだ」と感じてしまいませんか?
ですが、すぐにできる体の力を抜くための方法が身近にあるのです。
これを行えば心や体のおもりがすっと軽くなるはずです。
目次
常に力が入っている原因
常に力が入っているというのは、常に緊張をしているということです。
緊張は自律神経が高ぶり、交感神経の働きが高くなりすぎている場合が多いのです。
- 精神的なもの(ストレス)
仕事に行かなくちゃとか、明日も仕事行きたくない、子供がいうこと聞かないなど
イライラが続くような環境が続くとなる場合があります。
- 構造的なもの
骨盤のゆがみや猫背など体の不調になりかねない状態が続くとなりやすくなります。
- 科学的なもの
栄養バランスの乱れによる体調変化、科学的な排気ガスやハウスダストなどのストレス。
最近ではブルーライトもその原因です。
- 温度や湿度などの変化
体がこわばるほどの寒さだったり、
暑さだったり寒さが続く場合
このような環境が長く続くと、日中の活動で司る交感神経が優位に働き続け、リラックスや睡眠を司る副交感神経の働きや切り替えが鈍り常に力が入っている状態となるのです。
ですから、常に入った力を抜くのであれば、交感神経から副交感神経へ切り替える必要があります。
体がつねに力が入った人の状態
このような人は、体全体が筋ばっていてカチカチに硬くなっています。
あまりの硬さに体の内部である調全体も固められており、動かない状態です。
施術しても鎧をきたような胴体の硬さになすすべがない場合もあるようです。
このような人達は整体に行ったら「体の力を抜いてください」と怒られた人います。
本人は気づいていないお体に力が入っていてその結果、カチコチに凝り固まっていることに
呼吸も浅く激しくなっていることも無自覚ながらあるでしょう。
体が常に力が入っている人の症状
以下のことに心あたりがある方はいつも体に力が入っているかもしれません。
- 気が付いたら呼吸が止まっていることがある
- 気づいたら口呼吸している
- 肩こりがひどい
- 目の奥がずーんと重い
- 人から肩かはっているとよく言われている
- わき腹やお腹がいつも硬い
- 朝起きた時、顎が痛いことがある
- 歯ぎしりをしていると言われたことがある
体の緊張を和らげる方法
体の緊張を和らげて上げると、自律神経は副交感神経優位へと切り替わってくれます。
色々な方法で体を和らげてくれる方法をアドバイスします。
関連記事:緊張して眠れない時の寝室ですぐに実践できる2つの超入眠方法
体の緊張を和らげる体操やマッサージ
- ぶらぶら体操
力を抜いて体を大きく捻りながらぶら
下がっている腕を遠心力で体に巻きつけるイメージで行うのがコツ
腕は大胸筋や肩甲骨など広い範囲を含みます。
腕をぶらーんぶらーんと振ることで上半身の筋肉が丸ごと緩みます。
- 足を肩幅に開き、肩の力を抜いて立つ
足を捻りながら腕を体に巻きつける。
手は、脱力したまま体をねじっる反動で腕が体に巻きついていくことを感じる
反対側にも同じように足を捻りながら体に腕を巻きつける
2と3を交互に繰り返し、20から30セット行う
- ゆらゆら股関節ほぐし
足をゆらゆらゆすると敷地が股関節に伝わり、鼠径部がほぐれます。
股関節周りの滞りをほぐしてリンパの流れをよくしてあげましょう。
パンと張っていたしたばらが柔らかくなるのでそれを感じてください
- 仰向けに寝て足をお尻の幅に開く
足を中外中外と揺らす20回くらい繰り返す。
体の力を抜いて一呼吸する
- 腹式呼吸法で内臓マッサージ
深い呼吸と共に横隔膜を上下に動かすことで内臓マッサージやリラクゼーション効果が得られます。
体がポカポカと暖かくなってきたらうまくできている証拠です。
そのうちに腸も動き出します
- お腹を包むように両手の平を当てる
お腹を膨らませながら、4秒かけて鼻から息を吸う。
口から細く長く糸を吐くように8秒かけて息を吐く
お腹が凹んでいてくれていくのを意識してゆっくりと10回行う
- 下腹をへこませる下腹絞り呼吸法
下腹ポッコリの原因は、内臓を支えているインナーマッスルが弱いからです。
それを鍛える呼吸法です。
最初は3回くらいからスタートし、慣れてきたら少しずつ回数を増やしていきましょう。
1週間ほど続けると下腹がへこんでくるのがわかります
足を肩幅に開く立っていても座っていてもOK
したばらをペコンと引っ込める
2の状態のまま貴を4秒間吸う
糸を吐くように、8秒かけて息を吐き続けるこのとき、
さらにお腹を絞るようにお腹を絞りながら息を吐くことがポイント
苦しくなったら一回息を止めさらにフーっと下腹をもう一段しめるように吐き出す
お尻の穴をキュッとすぼめるとより一層効果的
日常で体の緊張を和らげる方法
呼吸だけに意識を集中する時間を設ける
自律神経が高ぶるというのは、常に頭の中で情報の処理が激しく行われています。
- 上司がむかつく
- 明日の仕事どうしよう
- 帰って洗濯しなきゃ
- 今月の出費多いなぁ
というのうに思考や論理を処理する脳の前頭葉の働きが暴走状態。
これを落ち着かせるためには意識的にできる無意識の行動である呼吸が重要です。
簡単な方法を紹介しますが
5秒鼻で深く吸い、2秒止める、15秒かけてゆっくり鼻から吐き出す。
これを5分ほど。
その間、呼吸だけに集中して他の事は考えないように。
深い呼吸と意識を呼吸に向けることによって、前頭葉の働きも落ち着き、身体の力も緩ませることができます。
朝起きたら必ず日光を浴びる
朝起きたら必ず日光を浴びるようにしましょう。
朝の日光ほど神経バランスを良くする方法はありません。
私も以前は酷いからだと心の緊張で薬にも依存していたました。
毎日朝ちゃんと起きて日光を浴びるだけ。
たったそれだけで薬の依存からも脱却できたくらいすごい効果です。
日光浴びることによって、体内時計を一度リセットしてくれます。
こうすることにより朝昼は活動的になる、夜はお休みする。
というサイクルが体の中で勝手に出来上がります。
夜は休むというサイクルが作られれば、自律神経も勝手に夜になったら副交感神経に切り替わってくれ自然と緊張がほぐれるようになってくれます。
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暖かいノンカフェインのお茶を飲む
暖かいお茶は体の内側から緊張をほぐしてくれる作用があります。
特におすすめなお茶はルイボスティー
ルイボスティーにはカフェインが含まれていないので、夜寝る前に飲んでも大丈夫。
ルイボスティーに含まれているフラボノイドには、ストレスを抑える効果が高く、海外ではストレスに対するお薬にも配合されているほどなのです。
そのほかにも様々な良い健康効果があるので常飲するならルイボスティーがよいでしょう。
湯船につかる
湯船につかることは自律神経を交感神経から副交感神経へ切り替えるのにとても効果のある方法です。
38℃~40℃程度のぬるめのお湯に約15~20分程度入るとよいでしょう。
お湯の温度で全身の血流や筋肉の緊張をほぐし、入浴後は体温の低下とともに副交感神経に切り替わってくれます。
甘いものを食べる
ちょっと休憩中に甘いものを食べると脳内ホルモンのセロトニンやドーパミンが分泌されます。
ドーパミンは幸せホルモンとも言われており、分泌を促してあげると体の緊張がほぐれてくれます。
特にGABAが含まれたチョコレートはリラックス作用もあるので緊張続きで疲れているときに食べるとおすすめです。
ただし、食べ過ぎはカロリーオーバーになりがちなので適度な量にするように注意すること。
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サウナ水風呂の繰り返し入る
この方法は朝の日光の次に強力な方法です。
サウナに5分ほど入る、汗がじんわり全身から分泌されてきたら水風呂へ
体が冷えてきたらまたサウナへ5分ほど、また水風呂へ
この繰り返しを3回以上行うと自律神経は整い
サウナ後は副交感神経に強制的に切り替わりシャッキリしているのに
体はリラックスという状態になってくれます。
緊張がほぐれた体と心は深い睡眠を促してくれます。
どうしても体の緊張が取れない人はサウナに行くとよいでしょう。
関連記事:サウナダイエット5つの効果
目元を温める
人間の五感の8割を担う視覚。
神経も発達しており、一番ストレスを受けてしまう器官です。
この目を温めることが硬くなったからだをほぐす効果があります。
ホットタオルや、レンジで温めるアイマスク、眼精疲労に効果のある目薬を差して5分から10分目元を温めるだけ
これによって目元の筋肉がほぐれ、全身のハリも解消されます。
忙しい時はこの目元を温める方法はオススメです。
関連記事:夕方に疲れがドッとくる人が夜までシャッキリ元気でいられる方法
まとめ
朝もギリギリまで寝て、飛び起きるように出勤。
出勤しても満員電車に揺られて、会社に着いても朝から激務。
会社が終わるのも遅く、空腹を満たすだけの適当な食事にシャワーだけ
このような生活が続くと、体の緊張をほぐすタイミングはほとんどありません。
そのせいで体が常に緊張しているような状態で硬くなってしまうのです。
人間は交感神経と副交感神経がバランスよく切り替わって維持しています。
常に緊張しているような生活だと便秘や免疫力低下、不眠。
最悪の場合、ウツや心筋梗塞、脳卒中といった大病を引き起こしかねません。
休むときは全力で休むいうルールを決めて徹底的に行うべきなのです。
自律神経がちゃんと整うと体のこわばりもなくなり気持ちに余裕ができ、何事にも前向きに取り組むことができます。
とにかく改善したい!
まずは朝ちゃんと起きて日光を浴びてみてください。
太陽の光を朝ちゃんと浴びれば、夜自然と眠くなります。
自然な眠りこと一番のリラックスです。
上質な眠りさえ得られれば日常的なストレスもなんなくこなせることができますよ。