水太りしやすい体質です。すぐむくみます。水は危険なのですか…
でも、デトックスするためにも水は大切ですよね。
むくむ体質でも、1日2L飲んで構わないのでしょうか?
どうやったら、水太りせずデトックスできて、痩せるのでしょうか
水は身体にいいとも言われるし、悪いとも言われてどうしたらいいんだ!と思っている人、多いのではないかと。
「体に良い、デトックス効果があるがあると水をたくさん飲みましょう」、
「水のカロリーは0太る理由はありません!」
キャッチフレーズのように、言われて水は人間の大半を占めています。
ですが、水をたくさん飲んで太る人も多いのは事実なのです。
特に女性の人は多いのではないでしょうか。
水は、胎児で体重の約90パーセント、新生児で約75パーセント、子どもで約70パーセント、成人では約60~65パーセント、水無しでは生きていけないと言っても過言ではありません。
しかし、水を毎日2L以上健康だからと言って飲んでみたら、顔のむくみは酷いし、夕方になると脚はパンパン、水って本当は体によくないのでは…
こんな体験していませんか?だからといって水を極端に控えて、また違う体調不良を引き起こしたり…。
ただ水を飲めばデトックスができる、良い水を飲めば痩せる、確かに水を多く飲めば、今まだで食べたものが0カロリーの水に変わるので、痩せることができますが、逆に水を飲んでしまうと太ってしまう人もいるのです。
むしろ、水の飲みすぎは体の害になってしまう場合があります。
この原因は身体の熱にあるのです。
ですが正しい水の飲み方を知れば、
むくみがなくなり顔のはれぼったさから開放されます。
夕方の脚のむくみから開放されあの辛さがなくなります。
ちゃんとデトックスされ痩せ効果が期待できます。
目次
医学的な水太りとは
現代医療でも、水太りという病気や、肥満症状はありません。
ですから、医療的な問題ではありません。
しかし東洋医学の観点からいえば、水太り=未病(病になる前の状態)とも言われており、放置できない問題です。
ではどのような症状を水太りというのか、リンパ管や腎臓・肝臓の機能の低下により脂肪の代謝低下により、体に余分な水分が溜まってしまうことです。
本来水は、大半は尿や汗によって排泄されますが、筋力や基礎代謝の低下によって、処理しきれていない状態なのです。
関連記事:水2リットル飲んでもかえって太ってしまった原因とは
なんで水太りを引き起こしてしまうのか
体に良いといわれる水が、なんで水太りを引き起こしてしまうかと言う問題は、体の水分の排泄能力と摂取する水分バランス悪いということ。
冷たい水を飲むことによって、内臓が冷え代謝が低下している。
熱を作り、脂肪や肝臓のグリコーゲンを燃焼しますが、水の飲みすぎによる体温低下によって、燃焼効率が悪くなるのです。
また、余計な水分排泄にも代謝機能が使われるため、余計に余分な体の脂肪の燃焼が滞ってしまうからなのです。
つまりは、無茶なダイエットを今までしていて、ろくに運動もしていない人生を歩んでいた人。
そんな人達は、筋力や基礎代謝が著しく低下しています。
結果、冷たい水をごくごく飲んでいると、身体から熱を作る力が衰えているため、冷たい水を飲むと身体の芯から冷えてしまい、余計代謝が落ち、身体に水が溜まってしまうということです。
「じゃあ、私は水さえ飲めないヤバイ対質これじゃ一生痩せないの?」
と、思うかもしれません。
しかし大丈夫。そんなあなたにも痩せるためも水の飲み方というのがあり、続ければまた基礎代謝をアップさせることができます。
水太りと脂肪太りの違いについて
水太り
- 下半身太り
- 月経過多(水ぽい)
- 月経時ゼリー状の塊が出る
- 水分過多
- 身体に締まりがないブヨブヨ太り
- 胃腸弱い
脂肪太り
- お腹と太ももに脂肪がつく
- 月経が重い
- 月経時に血塊が出る
- 脂肪が固い
- 便秘がち
上の方が当てはまる場合は、水太りの可能性が高くなっています。
お腹から太ももにかけて脂肪がつきやすい人は、水太りになりやすい体系です。
水をたくさん飲めば痩せるは間違い
西洋医学的には、水分はカロリーがゼロであるから「ダイエット中はいくらとってもよい」というのは、大方の意見ではないでしょうか。
また、水は新陳代謝を良くするので、「ダイエット中は積極的に飲むべきだ」という学者も。多くいます。
しかし、「雨に濡れると体が冷える」というように、体に余分な水分を取りすぎると、体を冷やし新陳代謝を低下させて、細胞や糖分の燃焼をさまたげ、肥満の原因になるという考えは、数字や統計で表す、西洋医学には無い話なのです。
西洋の実験でよくあるパターンが、「健康な男女」で実験しているということ。
また、日本人にくらべて西洋の人達は筋肉量も多く基礎代謝が高いということもあり、いちがいに日本人に合わせても絶対そうだとはいいきれない場合が多くあるのです。
その上、人間の体重の60%から65%が水分なのですから、水分を取りすぎて、尿や汗による排泄が十分にできないと、水太りなるのは、至極当然のことなのです。
古くから東洋医学では水太りは存在していた
漢方では色白で水太り、汗が多くて、膝や肘に痛みが来やすい人の肥満には、体を温め利尿を促す防已黄耆湯と言うやせ薬を2000年来処方しています。
確かに、ダイエットをやり痩せてくるときは、驚くほど排尿があるものです。
また、太っている人は、尿の回数が少ないか、回数は多くても1回の尿の量が少ない傾向があります。
この水分が、ダイエットの成否を握る大きな鍵であることを、西洋医学も一般のダイエット法も見逃している傾向があります。
体内の水分を排泄するには、腎臓の働きを良くして、排尿を促すこと。
また、汗を出すことが必要ですが、それにはまず冷えを直し、体温も上昇させて腎臓をはじめ、全身の血流を良くしてあげることが大切なのです。
塩分は水太りを引き起こすのか
「水太りやむくみは塩が原因」塩を抜かなくちゃ、と言われていますが、東洋医学では、塩は体を温める作用があるといわれています。
実際、東北地方の寒いところでは、塩っ辛い食品を好んで食べています。
これは、昔からの知恵で、塩は体を温めるということを知っているからです。
では「塩はむくむ、水太りの原因といわれていますが、摂取を控えた方がいいの?」という疑問。
50歳以上、もしくは腎機能に異常が無ければ、さほど気にする必要はありません。
塩分をあまりにも控えすぎると、貧血に似た症状を引き起こししまいます。
塩分も、人間にとっては必要な栄養素の一つで、人間は塩と水さえあれば、二週間は生きていけるという位、大切なものなのです。
ですから、あまりにも控えてしまっては体を害しますし、体を温める作用が無くなる、というデメリットもあります。
最近の研究では、塩分よりも、糖質の方が問題とも言われているので、WHOに推奨されている塩分量プラス1~2g程度オーバーしても、むくむということはありえません。
水太りをしない水分の飲み方
水を飲むことは、デトックス効果に良い事ですが、体を冷やす水の飲み方が、水太りを引き起こす飲み方だったのです。
ですから、体を冷やさず温める水の飲み方を行えば、水太りをせずデトックスに、効果がある水が体内に補給されます。
関連記事:体を冷やす食べ物温める食べ物を知って冷えとりダイエットを成功しましょう
暖かい水分を飲む
白湯やお茶などの、暖かい水分をゆっくり時間をかけて飲むようにしましょう。
おすすめは白湯や紅茶、ウーロン茶、ルイボスティーです。
緑茶は、実は体を冷やす作用があるので、あまりおすすめしません。
飲むのであれば、ほうじ茶にしましょう。選ぶコツは「茶、黒」などの飲み物です。
関連記事:紅茶のダイエット健康効果
一回の水分摂取量を減らす
お水を飲むのも良いのですが、一回にごくごくと何百ミリリットル単位で飲むのは、体をひやしてしまう原因になります。
冷たい水分を飲むときは、喉を潤す程度にして極力内臓を冷やさないようにしましょう。
体を温める効果のある成分を一緒に摂取する、体を温める効果がある成分と一緒に飲むと、内蔵からあたたまりポカポカしてきます。
一番の効果があるのは生姜です。
関連記事:生姜は冷え解消や痩せる!ダイエットに効果的なたった一つの摂取方法
紅茶に、摩り下ろした生姜汁を入れて、シナモンと蜂蜜をちょっと入れて飲めば、内臓から温まるデトックス茶の完成です。
関連記事:はちみつの冷え性の効果
水太りを解消する方法
体を冷やしてしまう水の飲み方が、貴方を水太りに悩まされていた、ということが分かったかと思います。
では、具体的な水太り解消法についてアドバイスします。
食事で水太りを解消
体を温める食品を、多く食べるようにしましょう。
生姜を多く使ったり、ごぼうやにんじん、りんごといった北方の野菜や果物を多く食べるようにすることにより、体を温める作用があります。
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運動で水太りを解消
運動によって、汗をかくことによって余分な水分の排泄と、筋力アップ向上に役立ちます。
汗がじんわりかけるような、ウォーキングやジョギングは定番ですが、スクワットを行い、下半身の筋力を強化することによって、リンパ液や、血液のポンプ機能が改善され、冷えや水太りの解消に、最短で改善してくれます。
スクワットをすると、脚が太くなりそうと思いがちですが、実際は自身の重量のウェイト以上の物を持ち上げない限りは、太くなりません(というかなれません)。
50kgの人が50kgのバーベルを持ってスクワットしても、大して大きくならないということです。
自重スクワットであれば、なおさらです。
一日10回を3セット行うだけでも、大きな改善が見られます。
ヒップアップ効果もありますし、コンプレックスになりがちなお腹をへこます効果もあります。
漢方で水太りを解消
漢方では、昔から水太りといえば、防已黄耆湯です。
余分な水分を排泄させる利尿効果が高く、下半身太りや水太りの人に処方されています。
お風呂・サウナで水太りを解消
水太りの人は、普段の入浴でシャワーの人は、ぜひともお風呂に浸かるようにしましょう。
冷え性の場合、からだの芯から温める必要があるので、ちょっとやそっとの入浴時間では温まりにくいのです。
ですから、ちょっと熱めのお風呂で窓を開けて、外気が入るようにし、額から汗が出るくらいまで入浴しましょう。
関連記事:お風呂だけで痩せるダイエット簡単方法下半身太り冷え性解決で-3kg減らせます
半身浴でも問題ありません。
関連記事:半身浴で汗が出ない人がわずか10分で汗まみれにさせる方法
とにかく汗をかくまで、お風呂に浸かることを毎日続けてみましょう。
施設が近いなら、サウナや岩盤浴もおすすめです。
関連記事:サウナでダイエット入浴法
水太りの人は、汗をあまりかかない人が多いので、普段から汗をかけるように、汗腺トレーニングをしましょう。
汗を多くかければ、その分余分な水分もすぐに排泄されますし、なにより毒素排泄にも効果アリ!
女子力アップなら、汗をたっぷりかくそれくらいの勢いできましょう。
サプリで水太りを解消
どうしても水太りが解消されない、忙しくてそこまでケアできないという人もいるのではないでしょうか。
そんな人はサプリメントを使用しましょう。
薬とは違いますし、副作用もありません。
おススメは生姜成分が多く含まれたサプリメントです。
とにかく日常的に体熱をアップさせて、内臓を冷やさないということが、水太りに重要な対策です。
その中で、漢方の7割に含まれている生姜を摂取すれば、お腹からポカポカ
内臓が温まれば、機能も向上し、利尿作用も高く、末端神経である手足にも暖かい血液が循環し、保温効果がいきわたります。
まとめ
水を飲んでも太ってしまう…
という悩みも、このページをみて理解したのではないでしょうか。
水は体にいいけど飲み方、つまり内蔵を冷やすような飲み方では太りやすくなる、ということです。
これに気をつけて、内臓を温めるような、水分摂取を行えば、きっと朝のむくみもなく、ぱっちした目でメイクも楽しく朝から気分よく出勤できるのではないでしょうか。
女性は、冷えという悩みを持ちやすいので、とにかく冷やさないように心がけましょう。
ビールとか飲みたい!と思ったらその次は焼酎お湯割りとか、ホットワインとか、おつまみは根菜とか、寝る前は暖かいルイボスティーとなどちょっと工夫するだけで、水太りも改善していきます。