1500kcal以下の食事をしていたら痩せるだろ
インターネットの情報ではこんな話題が多くあります。
- 毎日1500kcal以下にすれば痩せるなんて楽勝!できないやつは馬鹿
- 1500kcal以下で痩せないってやつは大抵間食している
- 運動しろ食事制限しろそれさえできないからデブなんだ
「痩せた人というのは自分が努力した人間で、それができない人というのは努力ができない堕落した人間。」
あまりにも酷く開いた口が塞がりません。
実際1500kcal以下の食事を行っていれば大抵の場合やせる事ができるのは事実です。
むしろ1500kcal以下の食事をしているのに体重が減らない
太ってしまったという人もいるのです。
病気?いいえそうではありません。
もしどうしても痩せないというのであれば貴方もその一人なのかもしれません。
なんで1500kcal以下の食事で痩せないか、
その理由はあなたのその食生活で1500kcal以内にしても糖質を多く摂っていて、
肥満ホルモンであるインスリンの分泌が多かった場合太ってしまう場合があるのです。
また、身体から熱の生産を奪うような食生活が原因で脂肪が燃えない状態にあるからなのです。
関連記事:太る原因は糖質
ですが安心して下さい。
今日からでもちゃんと痩せることはできます。
むしろ今までの努力が不要と思うくらい、簡単に痩せる事が可能なのです。
もう人から笑われるような太ったからだを揺らして、ジョギングも必要ありません。
ただちょっと食べることを工夫するだけ。
好きなものも食べられなくて辛い泣きたくなるような、クソッタレな日々から脱却できるのです。
目次
数字的・科学的エビデンスの西洋医学の矛盾
西洋医学や栄養学的には摂取カロリーの多いか少ないかで太る痩せるの基準になっています。
塩や醤油は栄養学的に言うとカロリーはほぼ「0」の食べ物です。
また、水分の増量は除くとしても極論として例え1キロ食べようが1トン食べようが、体重の増減には関係ないということになりますよね。
しかし、実際には塩や醤油を口にすると体が温かくなります。
例えばとても寒いときにちょっとしょっぱい豚汁を飲んだとき、身体は内側からホカホカと温まりますよね。
ということは、豚汁をたとえで話ましたが、他の食べ物も燃焼を助けたり、体温を上げる働きがあるということを表しています。
体温が上がるということは、それだけ消費熱量が増えるという証拠で、その分カロリーが消費されているという証拠なのです。
西洋医学はこのような、体の変化に関しての数値は無視され、カロリーだけ先走っている状態になっているので、間違ったダイエットが横行しやすくなるのです。
間違った情報の代表として、サラダのような身体を冷やすような食べ物を食べ続けても一向に痩せない、痩せたとしても途中で体重の変化が止まり、身体が重く、寒くなるという症状。
こんなダイエット生活、一度は体験があるはずです。その結果どうでしたか?思った以上に痩せなかったはず。
1500kacl以下の食事でも体を冷やす食品ばかりの食事では太る
逆に夏に美味しいビールやスイカ、かき氷、冷やしそうめんなどは体を冷やします。
ということは、他の食べ物や体内の脂肪や糖分の燃焼を妨げ、太りやすい食べ物もということになります。
ですから、夏に太るという人は、こうした水分の多い体を冷やす食べ物を摂りすぎていることが、大きく影響していると考えて良いでしょう。
漢方ではこのように体を温める食べ物と冷やす食べ物を厳然と区別し、病気治療や健康維持に役立てているのです。
ただし、西洋医医学では、そういう考えは全く存在していないのです。
関連記事:冷えとりダイエット成功の秘訣は食べ物から
1500kcal以下の食事でも糖質という脂肪のを作り出すトリガーが多い場合太ります。
太る原因といわれているカロリーですが、既にカロリーという概念は崩壊しつつあります。
脂肪になる原因というのは、糖質を摂取した際に分泌される、インスリンが原因だから。
インスリンによって摂取した糖質は血液を通じて、肝臓でエネルギーとして生成されますが、余った糖質は脂肪として蓄えられます。
糖質+脂肪の同時摂取はエネルギーではなく、脂肪として貯蔵されやすくなり太る原因になるのです。
ですからお肉1500kcalとケーキ1500kcalどっちも同じカロリーですが、太るのはケーキということ。
関連記事:カロリー守ってお菓子しか食べてないのに体重が減らない7つの原因と対策
お肉にも多少の糖質は含まれていますがインスリンはほとんど分泌されないため、脂肪にならないのです。
お肉の脂肪はどうなってしまうの?と思いますが、余分な脂肪は、大便としてほとんど排出されています。
焼肉を食べた後とても臭く油っぽい便がでるのは、不要な油が便として排泄されたから。
ですから脂肪をたくさん摂取しても、便として排泄されますし、たんぱく質は体の構成物質として様々な器官にまわされてしまい、ほとんど栄養素として使われてしまいます。
また、たんぱく質というのは、身体の熱を作る食事誘発性熱産生 / DITが高く、たんぱく質だけの食事をした場合、食べたたんぱく質の約30パーセントは身体の熱として使用されるのです。
簡単に言えば、たんぱく質をメインに食べれば、身体の熱が生まれやすくなり、脂肪も燃焼しやすいからだになる。ということ。
関連記事:焼肉を週3で食べてダイエット
一方ケーキは単なる体を動かす「エネルギー」として使われますが、1500kcalも運動をしない限りは消費されないのです。
当然余った分のエネルギーは脂肪としてたくわえられてしまいます。
カロリーという概念があなたを痩せさせない
カロリーとは、ある食べ物を燃やして、水1g を14.5℃から15.5度まで一度だけ温度を高めるのに必要な熱量のこと。
単なる熱量計算に過ぎないのです。
思うように体を温める食べ物と体を冷やす食べ物という概念が、西洋の栄養学に欠けているからこそ、
カロリーをいくらセーブしても、思うようにやらせないなどという人も出てくるわけなのです。
1500kcal以下の摂取カロリーなのに痩せない理由
これらの理由をまとめると
体を冷やし代謝を低くしている食べ物を多く食べている
摂取している食事に対し糖質に占める割合が高い
この2つが貴方を悩ませている原因というのがわかったはず。
よくあるのが、痩せるためにサラダを多く食べよう!
一見健康そうに聞こえるダイエット方法ですが、生野菜は体を冷やす効果の高い食品が多くふくまれています。
関連記事:サラダを中心の食生活をしているのに太る
- きゅうり
- トマト
- レタス
これらを食べて、体を冷やして、さらに糖質たっぷりなドレッシングをかけていれば、それはいくらカロリー制限をしても痩せることは難しいのです。
体を冷やして代謝を悪くしながら、糖質をたっぷり食べて脂肪がつきやすい身体に、自らすすんで苦労してやっているということ。
この話を聞いてどう思いましたか?
「なんて私無駄なことをしていたんだろう…」
ほとんどの人がこんなムダな努力をして太る体系を目指しているのですから残念なことです。
関連記事:体を冷やす食べ物温める食べ物を知って冷えとりダイエットを成功しましょう
確実にかつ苦労をせずに痩せる方法
内臓を冷やす食べ物をひかえ、過剰糖質をひかえる。
この2つを守れば痩せることは確実にスピードアップします。
- 身体を温める食品を多く食べる(たんぱく質)
- 根菜類を多く食べる(ごぼう、にんじん、玉ねぎ等)
- 生姜を多く食べる
- 暖かいお茶を良く飲む
- 過剰な糖質は控える
糖質制限という言葉もありますが、冷え性で便秘症、何をやっても痩せない。
そんな人がいきなり糖質制限を行ったとしても、かえって太りやすい体質になりかねません。
まずは、冷え性と便秘改善してからでも十分痩せられますので、糖質制限する前の下地作りから身体を作っていきましょう。
まずやって欲しいのが、パンや麺はやめてご飯にする。
白砂糖はやめて黒糖や蜂蜜、オリゴ糖にする、清涼飲料水は止める。
たったこれだけ?と思いますが、痩せない嘆いている人こそ、まずはこの方法を行ってみてください。
その他
- 夜遅くの食事は控えるようにする
- オヤツは糖質+脂質にならない食べ物を食べる(和菓子・ナッツ等)
- 生姜紅茶を飲む
※根菜類は糖質が多いのでは?黒糖も糖質ではと思いますが、そこまで意識しても全部できはしません。
まずは冷えを解消する、便秘を解消するところから初めて、それからということで全く問題ないです。
全部いっきにやっても失敗しやすいのが目に見えてます。
まとめ
1500kcal以下の摂取カロリーで痩せないと困っている人は、おそらくダイエット初心者もしくは今までやって躓いている人でしょう。
そんな人はこちらで何度も記載してますが。
冷えと便秘だけまず解消する
これだけまずやって下さい。
そうすれば不思議と痩せやすい体質に切り替わってきます。
痩せやすくなれば楽しくなりますし、体調もよくなりますから、その後運動したり、本格的な糖質制限したり断食したりすれば良いだけです。
関連記事:便秘を解消しただけでダイエットで5kg体重を減らしました
ダイエットはあれもこれもとやらず、どれか一つだけヤルというのが一番。
そして冷え解消と便秘解消は簡単かつ確実に痩せられる方法です。
食事の量を気にする事は無いので空腹のイライラや、食べられないことへの失望感やストレスもありません。
今までが馬鹿らしくなる位簡単な方法なので、実践してみましょう。