40代になって体力も低下したなと自覚する年齢。
お腹にも立派な脂肪がつき何をするにも億劫に感じるようになった。
健康診断ではイエローカードをつく項目が増えていよいよ。運動しなきゃいけないと感じているはずです。
運動をする習慣を身につければ、たとえ40代から始めたとしても持久力や筋肉をつけることだって十分可能です。
やろうと思えば、40代からでもボディビルダーを目指すことだってできるのです。
ですが、いざやっても長続きしないで「なんかいいや」で終わっていませんか?
忙しいし、付き合いもあるし、疲れているのに疲れる運動なんて…などなど
大抵の人は健康診断の結果を見て「運動しよう」と意気込んでもせいぜい続けて1ヶ月程度。
実際そんなもんです、私もそうでしたから。
運動を続ければ周りからは常に「痩せたね」「羨ましい」
お医者さんからは「数値よくなりましたね」と嬉しい言葉が沢山もらえます。
そんな「なんかいいや」で終わらず、なんだかんだで三ヶ月、半年、一年と運動が続けられた方法を紹介します。
目次
40代自分が辛いと思うような運動は続きません。まず「なんかいいなぁ」位から
昔、運動部だったという人もいるでしょう。
部活のときは辛くても励ましてくれる仲間もいますし、争うライバルだっていたはずです。
切磋琢磨しながらお互いを鼓舞して頑張っていたはずです。
そんな状況であれば、
「多少辛くてもみんな頑張ってるんだから俺も頑張らなきゃ」
と引っ張られながら辛い運動も乗り越えられてたはずです。
しかし、今のあなたは40代。
励ましてくれる仲間もいなければ争うライバルだていません。
厳しい顧問もいなければ、サボっても止めてくれる仲間だって誰1人いないはずです。
つまり孤独との戦い。
やる気もスケジュールも自分自身が管理しなければいけません。
若い頃のように無茶苦茶なスケジュールで運動をこなそうとしても、今のあなたの体力も気力も絶対に着いていけない状態になっています。
たとえその日だけメニューをこなせたとしても、
次回も同じ事が出来るかという問題です。
試合も無ければゴールも無い、長い長い道をただ進むだけという無間地獄を味わう事になるでしょう。
こうなってしまうと、
「運動なんてなんてやりがいのないものなんだ辛いだけじゃないか」
と思ってしまい、すぐに挫折してしまいます。
ほとんどの40代で運動をしようとして挫折している人達は、これで諦めてしまっているのです。
ですから、40代の人の運動はまず続けることだけを意識しましょう。
別にジムに入会して運動をしに行ったつもりが、サウナだけ入って帰ってしまう日だってあってもいいのです。
まずは、運動が常習化するための意識を身につけること、そして運動をするということは割と楽しいを思うことが重要です。
40代運動を始める体力づくりはウォーキング、散歩から始めよう
運動不足解消にまずジムに入会しようとか、ライザップのような高額な施設に行く必要はありません。
ジムに行かなくても、市営や区営でやっているトレーニング施設を割安で使うだけでも充分。
1回あたり数百円で充分使えますので、そちらを使うようにしましょう。
まずやるべきことは運動を習慣化するということです。
お勧めなのは、身体に負担もかからずそれでいてそれなりの運動効果があるウォーキングです。
ウォーキングといっても様々なルールややり方がありますが、気楽な散歩で十分。
いつもより早く起きて、自分が気持ちいいなと思える場所をぐるりと散歩するだけ。
1日に7000歩歩かないと健康効果が得られないという科学的論文もありますが、そんなことは無視で大丈夫です。
自分が気持ち良い範囲で歩くということを続けるだけでも、充分健康効果を得ることはできるので気張らないで続けていきましょう。
「雨の日も続けなきゃいけないの?」
そう思いますが、雨の日に無理やり外に出て歩かなきゃいけないという義務感は捨てたほうがいいです。
雨の日も自分の体にムチを打って続けたとしても
「なんで私はこんな辛いことをやっているんだ」
こういう風に辛いと思ってしまうと心理的なプレッシャーになってしまい継続が難しくなります。
大切なのは、気持ちよくて楽しいということを心と体に植えつけて、それを習慣化させることだけ。
雨の日が二週間以上続けて動くことができないというのはさすがに問題かもしれませんが
「ちょっと晴れたら外に出て軽く歩いて気分解消しよう」
位で十分です。
しばらく主散歩生活を続けていくと、体力も自然とアップしてもうちょい負荷を増やそうかなと自然に思ってきます。
人間と言うのは、楽しいことをやればやるほど欲が湧いてきて、もっとよくもっと楽しくを感じるようになるのです。
ですから、いきなり辛いようなジョギングをしなくても、ただ歩いて楽しければそれを続けていけば、自然とジョギングに負荷を増やしたり、もっと自然豊かなところに歩きに行きたいと、山歩きを趣味にしたりと自然に思えてきます。
関連記事:中年太りの解消ではじめる運動で怪我や三日坊主にならない成功のための3つのポイント
あなたが自然と体を動かすのが楽しくなってきたら他の運動も導入しましょう
ウォーキングをやっていくと、自然と体を動かすのは楽しくなってきます。
ただ歩いて行くのもいいかもしれませんが、もっとやりがいのある運動したいなと思ってくるのは人間のサガです。
しかし、働き盛りの40代下手に運動をやりすぎて生活に支障が出てしまったり、怪我をしてしまったら本末転倒。
自分だけの問題にはいかないのは40代。
それでも楽しく怪我なく続けられる運動方法を紹介します。
プール
ジムや市営、区営で近くにプールがあるのであれば、ぜひとも活用しましょう。
泳ぐことは体も全身を鍛えられる他、自律神経を正常化させたり、消費カロリーは他のスポーツに比べて群を抜いているというメリットがあります。
さらに無理して怪我をしてしまうというリスクが水泳では少ないのが魅力でしょう。
揃えるのは、ゴーグルに水着スイムキャップタオル程度。
初期投資はかなり安く抑えられます。
ジムによっては泳げない人でも、1から教えてくれる大人向けのスイミングスクールもあるので活用してみてください。
泳げなくても水中ウォーキングだけでも十分な運動効果が期待できます。
ジムのレッスン
一人で運動するのも飽きてきたら、ジムに入会してレッスンを受けるというのもお勧めです。
スタジオレッスンには様々な運動や、団体で行うことができて、エアロビクスやヒップホップ、シャドーボクシングを型としたマーシャル的なものまで。
運動は孤独との戦いですが、このようなレッスンを受けると、ダイエットをするための仲間も増えます。
1人ではモチベーションが続かないような人にはお勧めです。
関連記事:更年期は筋トレしても続きません。日常生活で続けられる方法を紹介します
ヨガ
女性にお勧めなのはヨガです。
ヨガにもさまざま種類があって、ホットヨガや筋肉を意識したパワーヨガなど、ここでは割愛しますが初心者から上級者まで幅広く楽しめることができます。
ヨガのメリットには、血流が悪く冷え性になりやすい女性にとっては、柔軟性をアップすることによって血流を改善し、体が暖まりやすくなるという効果が期待できます。
ジムのレッスンにもヨガを導入している所も多いですし、ヨガ専門のスクールも多く存在します。
関連記事:更年期太った人のダイエットの運動はヨガが果的に痩せる理由
ゴルフ
中年の男性がゴルフに熱中するというのも怪我をしにくいですし、40代からでも上達できるという大器晩成型でも大丈夫ということ。
40代から始めても、練習すればそれなりの成果も出せますし、ライバルがいればそれだけ上達速度も向上します。
ホールを回れば体を動かす機会も増えるので、ダイエット効果は抜群。
ただしゴルフクラブやウェア、交通費、レッスン代など初期投資が続けるための費用は高くなってしまうスポーツです。
40代、自分の体力にがっかりしないこと続ければ戻ります
40代で久しぶりに体を動かしたら
「こんなはずではなかった」
とがっかりするはずです。
しかし、今まで運動しなかった人間が、そんなふうになるのは当たり前のこと。
20代の人間だって同じ読みもここですから安心してください。
40代だからと言って諦めてしまうことが一番いけない事。
確かに若い頃に比べて体力も落ちますし、筋肉痛がなかなか取れない、体重もなかなか減らないなんてこともあります。
しかしそれは、若い頃もボーナスタイムだったから。
今が正常に戻ったと思って1からやっていきましょう。
3歩進んで2歩下がるような成長かもしれません。
ですがやれば40代だって少しずつでも成長していきます。
続けていけば周りからは一目置かれるような若い40代となっているはずです。
やるぞと思ったらすぐ無理せず行動
それが40代健康でいるための運動のポイントです。
しっかりとした栄養摂取も40代ダイエットには必要
40代になると若い頃のように
「ただ運動をするだけ」
では痩せることも難しくなります。
かえって疲れが取れなくなったり、風邪を引きやすくなったりなどトラブルが増える40代。
健康を向上させながらダイエットをするのであれば、体に必要な栄養素もきちんと摂取しましょう。
40代になると代謝機能が衰える年代です。
普段の食生活は気をつけていても、痩せるために必要な栄養素が不足しがちではないでしょうか。
かといって、痩せるために必要な栄養素ばかりを目的とした食生活はそっけないものです。
食事も運動もダイエットも楽しみながら痩せる。
そのためにも栄養補助食品=サプリメントの摂取をおすすめします。
こちらにはあなたにとって必要な40代のダイエットサプリメントについて紹介しています。