スーパーでお酢のコーナーを見てください。
改めて意識して見ると様々なお酢が販売されています。
それもそのはずです。
世界で約4000種類の酢が作られ、日本で入手できるのはそのうち200種類以上です。
調味料の一つですがここまで種類があるというのは驚いたのではないでしょうか。
このお酢ですが、味もさることながら得られる健康効果に違いがあるのは知っていましたか?
お酢によって違う健康効果について紹介します。
関連記事:お酢にはどんな種類があるのか
お酢の種類による健康効果の違い
米酢
米を原料とする米酢はアミノ酸を多く含み、コレステロールを抑え、血圧を下げます。
りんご酢
りんご酢にオープンに含まれるカリウムは塩分と拮抗作用があり、体内の塩分とカリウムと共に体外へ排出する働きがあります。
ぶどう酢(ワインビネガー)
特に赤ワインビネガーやバルサミコ酢はブドウに含まれるポリフェノールがそのまま溶け込んでいるので血管を守り、動脈硬化を予防します。
※バルサミコ酢の違い
イタリア料理でよく使用されるバルサミコ酢はぶどうを原料にして作られるイタリアの黒酢です。
ブドウ酢の一種ですが製法が異なります。
ぶどうの果汁を煮詰めた後、年代物の富豪層を加え、木の樽で何年も熟成させて作られるもので香りが高くコクがあります。
ポリフェノールのほかに多くのアミノ酸を含みます。
もろみ酢
泡盛のもろみを原料とし、クエン酸が多く含まれています。
クエン酸は体内に摂り入れられた食物をエネルギー化するときに重要な役割を果たしています。
関連記事:もろみ酢はどのように作られているの?どんな健康効果があるの?
黒酢
黒酢は発行熟成期間だ1年から3年と通常より長い時間をかけられて作られたお酢です。
日本では米が玄米を原料に使用したものが一般的です。
中でも代表的なものは福山町壺酢です。
米や玄米を原料とするので、アミノ酸を多く含んでます。
しかし他の個別と異なり、熟成期間が1年長いものでは3年と長い時間をかけている分、玄米の中のタンパク質が細かく分解され、より多くのご飯を生成しています。
その数値は一般の米酢の約10倍から20倍ともいわれています。
関連記事:黒酢はどのように作られているの?
まとめ
お酢にはアミノ酸とクエン酸が多く含まれています。
種類によっての違いはこのアミノ酸とクエン酸の含有量の違いや、発酵させる材料による栄養素の違いが出てきます。
高いお酢ち安いお酢の体に得られる良い効果と言うのは、1回で摂取できるこのアミノ酸とクエン酸の含有量の違い
そしてその他の栄養素が入っているか、いないかです。
お酢自体を単体で摂取するのは思ったより大変で、安いお酢ほど飲みにくいのが特徴。
高く良いお酢ほど飲みやすく健康効果も得られやすいので日常的にとりいれやすいようになっています。