更年期になり急に疲れやすくなり、家事や仕事だけで手一杯、とにかく休んでいたいという人が多いのではないでしょうか。
- ちょっと前までは、仕事が終わったら趣味の教室に行っていたのに仕事だけでもクタクタ
- 夕食を作るだけでヘトヘトですぐに横になっていたい
- 運動や健康に気を使った生活をしていたのに急にカクンと体力が落ちた
「このまま、こんな疲れやすい状態でこれから先の人生を歩まないといけないの…」
自分の体の変化や精神的にも辛い時期本当に辛いですよね。
更年期になると、急に疲れやすくなり、自身の老化に絶望や自信喪失してしまいふさぎ込んでしまいます。
ですが安心して下さい。
更年期の疲れやすい症状も一時的なもの、しっかり休めばまた趣味や子供の成長を楽しめる生活に戻すことができる。
というのが私の実感です。
当然医療機関でちゃんとした検診を受けるのは大切ですが、セルフケアによって3ヶ月後にはまた、忙しくても趣味に情熱をさく時間を作ったり、友達との食事やオシャレに女性としてまだまだこれから!と思えるようになれるでしょう。
では、その方法について紹介します。
目次
更年期疲れやすい原因はエストロゲンの低下による体の適応
更年期になると疲れやすくなる原因ですが
今まで子宮で作られていた女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が少なくなる、または無くなってしまうととによって引き起こされます。
今までエストロゲンで支えられていた体の機能正常に働かなくなり、これを正常に戻そうとして体が疲れやすくなってしまいます。
簡単に言ってしまえば
脳の視床下部では
「不調だよホルモン出して」
と言ってくるわけですが、エストロゲンを作り出す子宮は
「もう出ません勘弁してください」
と押し問答が続いているわけです。
そんなわけで、精神(心)と体のバランスはもうめちゃくちゃってわけで正常にいられるのが難しいのです。
自覚できる症状には
- とにかく横になっていたい
- いくら寝ても疲れが取れない
- 今までやる気があったのに全くわかなくなっている
- 朝からどんよりとした気分
このような状態が続くようになります。
更年期のいつまでこの疲れやすいという症状が続くの?
「このいつまでもやる気出ない、すぐ疲れるのいつ回復するの…」
と、うんざりしているのではないでしょうか。
出口が見えないトンネルほど不安になりますよね。
友人や知人、インターネットの情報や私の体験を交えた答えで、人によっても様々なのであくまで参考にですが。
約3ヶ月から半年程度は思いっきりしんどい日が続くことがあります。
これは体が女性ホルモン減少に体が慣れるまでの日数です。
「えぇ~じゃあずっと寝たきりみたいになるの…」
と心配しますが、そうではなく「なんかしんどい」「メチャクチャ疲れる」「今日はマシ」「急にカクンときた」というのが繰り返しあるということ。
日常生活はなんとかこなせるレベルです。
例えば、運動不足の人が運動をしたら、翌日以降思いっきり筋肉痛になってしばらく動けなくなります。
骨折であれば三ヶ月以上、人によっては半年くらいは完治に日数がかかるように、更年期のしんどい、めちゃくちゃ疲れやすいという症状はそれくらいかかるということです。
その間はどうしても疲れやすいとかやる気が出ないとか続く日々でうんざりしますが
「今は体が女性ホルモン減少に適応しているんだ」
と考えるようにして、あまり心配しないようにしましょう。
更年期でも若い頃みたいに元気にアグレッシブに戻れるの?
女性ホルモンが減少してしまうため、体の機能としては、昔の若い頃のようにアグレッシブに動くことはできないかもしれません。
しかし、50代からフルマラソンを始めて完走する方もいるように、女性ホルモンが減少したとしても女性らしく生きるということは十分可能です。
オシャレだってできます。
自慢の服を着て友達とオシャレなレストランで食事だってまた心から楽しいと思えます。
若い子から「あの人ステキだなぁ」と思われるような女性にだってなれます。
ですから今は人生の折り返し地点の休憩と思って休むようにしましょう。
しかし今まで以上に、自分の体とちゃんと向き合うことが大切になってきます。
若いうちは気合や努力でなんとかなっていた年齢ですが、これからは適度に休憩したり、自分によい食べ物を食べたり、自分の限界以上はやらないなど、自分を大切にしてあげる年齢になるだけです。
子供や家族、親優先で自分は最後ということから、まずは自分優先にしてもいいのではないでしょうか。
それだけ頑張って生きてきたはずです。
症状が見られたら1ヶ月以上は無理せずしっかり休む無理はしない
女性ホルモンの分泌が低下したり、止まってしまうと体に不調が生じます。
しかし、人間のすごいところで、無いなら適応するというように女性ホルモンが無くても大丈夫なように体を作り変えてくれます。
しかし、その間というのは体の生まれ変わり期間。
何かしらの不調が出てもおかしくはありません。
この間というのは本当に休むべきなんです。
なんせ体では大きな変化があるわけですから、そんなときに無理してもかえって体がおかしくなってしまいます。
骨折している人間に、「頑張ればよくなるから動こう!」というようなもの。
「え~そんな無茶な」
と思うが普通ですよね。
ですが、無理しちゃうんですよ、頑張れば動けてしまうから。
それで自分が「気合が足りないから」とか「もっと頑張らないと」といって無茶をしてしまうと更年期の症状が余計に酷くなって、うつ病を引き起こしてしまうということも。
外見的にも健康面でも数値上では影響はありませんが、この時期は無理せず休めるだけ休む事が早く回復に向かう近道です。
更年期の疲れやすい症状を劇的に良くするには血液の巡りを良くする5つの方法
更年期では、ホルモンバランスが安定するまでは様々な不調が出てきます。
その症状を強くするのは「冷え」です。
冷えは万病の元と言われるくらい、東洋医学では体を冷やすことを禁忌とされています。
逆に体を温めることによって万病予防に効果があるということ。
実際からだを温めるだけで気持ちが前向きになれるくらい健康には効果絶大。
毎日疲れている、やる気が出ない、ネガティブな気持ちで満たされた暗いどんよりとした日々に、ふっと心に光が満たされるような気持ちになることができました。
今は、動くのも辛いはずです。
ですから、そんな状態でもギリギリできる血液を温める方法を紹介します。
湯船には必ず浸かる
女性特有の悩みに「冷え」がありますよね。
更年期が辛い人というのは「冷え」も同時に悩まされている人が多いんです。
「冷え」によって末端に血液が運ばれにくくなり、体の上半身に熱がたまり「ほてり」や「大汗」の原因にも。
体は熱いのに末端は冷えているという人は要注意です。
そんな冷えを解消するには湯船に毎日浸かることが大切です。
「シャワーだけで十分なないの?」
と思いますが、シャワーだけでは表面の温度だけ上昇させているだけで、末端の血液までは温められずにいます。
例えば、分厚いステーキを想像してください。
フライパンで焼いても、表面だけは焼けて中は火が通っていませんよね。
それと同じで人間の体も、表面だけ温めても体の内側までは温まりきれていません。
湯船に浸かることによって、体の深部にまで熱を行き届くようになり、血流が改善されます。
体の深部にまで熱を行き届けるためには、ぬるめでゆっくりと湯船に浸かるようにすると、のぼせることも減るでしょう。
しっかり湯船に浸かり体を温めた後、体温下がります。
そうすると、血流が一気に流れ出し、快感ホルモンのドーパミンやセロトニンが分泌され、気持ちや疲れがフッと楽になります。
軽く動く
体を動かすことは、熱を生み出す一番の方法です。
ですが、「とにかく寝ていたい、動くなんて無理ー」
辛いときは本当に動きたいとも一片も思わないんですよね。
ですが、走れとか、筋トレしましょうとか、ジムに通いましょうというわけではありません。
自分ができる範囲でなるべく動けばいいだけです。
例えばストレッチ、これ位ならできるのではないでしょうか。
自分が気持ちい範囲で伸びるだけ。
ストレッチもちゃんとやれば固まった筋肉もほぐれますし、血流もアップします。
これならできそうって思いませんか?
日によっては「今日は割りと調子がいい」という日もあります。
そんなときは、朝の光を浴びて軽く散歩に出かけてみましょう。
朝日を浴びることによって、精神安定ホルモンである「セロトニン」の分泌が促されます。
セロトニンは、気持ちを落ち着けたり、15時間後に睡眠誘発ホルモン「メラトニン」へと変わるので質の良い睡眠を得ることができます。
また、朝日を浴びることによってビタミンDが体内で作られるので、更年期特有の問題、骨粗しょう症の予防にもつながります。
朝の散歩も無理はしなくて大丈夫。
なんか朝の空気って気持ちいいなぁと感じる位で、特に時間も自分がいいと思うくらいで行うとよいです。
冷たい飲み物や食べ物は控える
体の内部から冷やすと、体全身が冷えてしまうのは経験上体験されているはずです。
特に後年期中は、体が冷えやすい体質なので、なるべく冷たい飲み物や食べ物。
また、体を冷やす作用のある食べ物はなるべく控えるようにしましょう。
冷たい食べ物や飲み物は、清涼飲料水だったり、アイスクリーム、氷菓子など。
体を冷やす食べ物には
- スイカ
- ナス
- トマト
- キュウリ
- 小麦製品
など簡単に言えば夏に摂れる野菜や果物です。
体を構成するたんぱく質食品を食べる
更年期になると、いかに今まで食べたものが体にどう作用するのか実感しやすい年齢になります。
添加物まみれの加工食品のハンバーガーを食べた後って胸焼けや胃もたれしませんか?
「若い頃はなんであんなもの平気で食べられたんだろう」
って不思議に思えるはずです。
翌日吹き出物が出たり、お腹の調子が悪くて便秘になってしまったという経験もあるのではないでしょうか。
逆に、体に良い食品を食べると「あれ?なんか調子いいかも」ともすぐに実感できるようになります。
例えば、有機栽培のお野菜を食べると、翌日肌の調子がいいとか、便通がすこぶるよくなったとか
それだけ、食べ物は体に影響が大きいものということです。
更年期の疲れている症状が続くのであれば、「体に良いものをしっかりと食べる」ことが大切
では、何を食べればいいのか?と言う話ですね。
それはたんぱく質中心に食生活を変えてみてください。
たんぱく質を含む食品というと
- 牛肉
- 豚肉
- 鶏肉
- 魚介類
- 卵
- 大豆製品
- 乳製品
などが挙げられます。
たんぱく質は人間の体を構成する上でなくてはならない成分、筋肉、皮膚、髪の毛、爪いたるところで使用される成分。
積極的に食べるようにしましょう。
たんぱく質を食べることによって、体の熱を作り出す、食事誘発性熱産生が30パーセント向上するため体を温める作用も。
一日あたり50kgの人であれば、50gのたんぱく質は最低限摂取するとよいでしょう。
たんぱく質にはアミノ酸の一種であるトリプトファンが含まれており、これは精神安定ホルモンであるセロトニンの原料。
疲労の回復と精神安定、さらに食事による熱産生による冷え改善とたんぱく質は女性の不調改善には切っても切れない食品です。
意識して食べるようにしましょう。
大豆製品には女性ホルモンと同様の働きがある「大豆イソフラボン」が含まれているので毎食大豆製品を食べるのもおすすめです。
体を温める食べ物を食べて巡りを良くする
体を冷やす食べ物があるのを紹介しまたが、逆に「体を温める食品」もあります。
更年期の不調にはこの体を温める食品を積極的に摂取し、体温や血の巡りを良くしましょう。
リンゴ、ぶどう、さくらんぼなどの北方産の果物
ゴボウ、人参、玉ねぎなどの根菜類
鮭、まぐろ、カツオ、鯖など北方の生みで取れる魚介類
難しく考える必要はありません。
寒い地域で採れる野菜や魚介類は体を温める食品が多いと覚えておくように。
特にお勧めの食品は「生姜」です。
生姜は火を通すことによって「ジンゲロン」「ジンゲロール」の作用によって血流を良くし、体を温め巡りを良くする作用があります。
漢方でも7割に生姜が使用されているほどの万能食品。
摩り下ろした生姜一日30g、もしくは乾燥生姜30gを毎日摂取することで不調が楽になります。
疲れすぎて今すぐにでも楽になりたいのであれば
今回紹介した5つの方法を行えば、一日でも早く更年期の疲れが取れない症状を解消させることができます。
しかし、「日常的にここまで意識して心と体が動ければ」の話です。
本当に疲れすぎて辛いときは、考えるのでさえ辛いのではないでしょうか。
私もそうでした。
わかっていてもできないことはあります。
そんなときは私が見つけたなんか辛い症状が呆気ないほど改善したサプリメントを紹介しておきます。
これなら、毎日水で飲むだけ。
なんとかこれならできるのではないでしょうか。
イチロー選手起用のCMでもおなじみのsatoが作ったサプリメント。
私にとっては奇跡のようなめぐり合いで出会えた天使のような存在です。
下記の記事で、このサプリメントを詳しく紹介をしています。合わせて参考にして下さい。
美健知箋の口コミで更年期の毎日がなんか辛いが呆気ないほど改善できました
まとめ
できる日が増えれば、その日「なんか調子がいい」こそが効いてる証。
ですが、焦らずゆっくりと改善していきましょう。
確かに今は本当に辛くてどうなってしまったんだろう…と不安と恐怖が入り混じっているはずです。
しかしそれは人生において折り返し地点の合図です。
ちょっと休みましょう。
しっかり休めばまた、心から笑えて充実した毎日を送れることができます。
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