お風呂上りに腕や足がかゆくなることってありませんか?
お風呂から上がったら、急に手や太ももがピリピリと痒くて仕方ない
人によっては蕁麻疹のように腫れ上がったりすることもあります。
痒いと大変ですよね。
かきむしってしまうとあとは残ってしまうし、痛みを伴うことも。
何よりも痒くて眠れなくなってしまうというのが1番つらいんですよね。
ですが、安心してください。
お風呂上りのかゆみはお湯の温度と、ワセリンでほとんど解決できてしまいます。
ウソのようにかゆみも無く、気持ちの良い湯上りになれますよ。
ホカホカの温まった体でゆっくりと睡眠をとることができるようになるでしょう。
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湯温が高いとかゆみを引き起こす冬場は40度夏場は38度ぐらいが適温
お風呂上りに体がかゆくなるという原因はお湯の温度が高いからです。
お風呂上りに痒いという人はたいてい42度以上の熱いお風呂に浸かるようにしています。
短時間で体を温めることができて、しかも湯上がりはスカッとするので熱いお湯にはまる人も多いはずです。
「入ったぞ!」ってスッキリしますよね。
ただ、42度以上のお湯を超えてしまうと皮膚の保湿成分を溶かしてしまいます。
そうなってしまうと肌が水分を保持する力が低下してしまい、肌が乾燥して痒みを引き起こしてしまいます。
気温や湿度の高い夏場ならかゆみもあまり出ませんが、湿度が低く気温が低い冬場にかゆくなってしまうのはこれが理由です。
皮膚の保湿成分をおかさないためには、冬場は40度、夏場は38度くらいのお湯の温度が理想。
「冬場だと40度のお湯だとすぐに湯冷めしてしまうんですよねぇ」
冬場は確かに40度だとちょっと物足りない温かさのお湯の温度と感じるはずです。
「長い時間使っていてもなかなか体が温まらない」
「風呂に入りながら、湯冷めしてしまう」
「湯上りが寒くて仕方ない」
なんて言う人もいるでしょう。
しかしこちらの薬用ホットタブを使うと、冬場の40度とちょっとぬるめと感じるお湯の温度でも、体の芯からしっかりと温めることができるようになります。
細かい炭酸ガスの効果によって体の末梢神経を刺激して温熱効果を高めてくれることができるからです。
お湯から上がった後もしばらくほかほかする感じが続き、肌も温泉から上がったかのようにツルツルしっとりすることが。
1日約90円で温泉のような効果が自宅でできるので、ちょっとしたプチ贅沢を楽しむことができますよ。
お風呂上りはワセリンで保湿すればかゆみも無くなる
ワセリンというとボクシングの試合で流血した選手の顔に塗りたくる物と思われがちです。
実は保湿効果に素晴らしい効果を発揮してくれる万能保湿クリームなんです。
高級な保湿グッズを買うのであればまずワセリンを塗ったくったほうが安上がりだし効果があります。
これは間違いありません。
お医者さんにも「いい選択ですね」といわれたくらいですよ。
このワセリンが伸びもよく、塗ったあとのべた付きも少ないので使いやすいです。
ワセリンはドラッグストアに行けば大抵は置いてあり、大容量で安いというのも魅力的。
ワセリンはハンドクリームやリップクリーム、ささくれひび割れとオールマイティに効果を発揮します。
さらに、アトピー予防にもワセリンが効く可能性があります。
2016年の4月26日に理化学研究所がアトピー性皮膚炎の原因遺伝子をつきとめワセリンを塗ると発症を予防できる可能性があると発表しています。
使い方は簡単で、お風呂上がりにいつも痒くなる箇所にワセリンを少し厚めに塗ってあげるだけ。
はじめになった時はべったりとして少し気持ち悪い感じはありますが、すぐにサラッとしてくるので安心してください。
「こんなにワセリンを使って肌の影響とかはないの?」
と肌の心配をされる人もいるでしょう。
ワセリンは赤ちゃんにでも使える成分なので肌に優しいのはまちがいないです。
しいて言う副作用に関しては、開封後しばらく経ったワセリンを使うときは空気中の酸素や雑菌が繁殖して品質が劣化していることがあります。
なるべく1シーズンに買い換えるようにするようにすればこういった問題も起こらないでしょう。
その他お風呂上がりにかゆくなるのを予防する方法
弱酸性の洗浄力の弱いボディーソープを使用する
市販の合成界面活性剤が使用されたボディソープは一度皮膚についてしまうと取れにくい性質を持っています。
これでもかを洗い流さないと肌に残ってしまいがち。
その結果、肌も乾燥は進んでしまい体が粉を吹いてかゆみが出てしまいます。
弱酸性の洗浄力の弱いボディソープにすることによって皮脂の落としすぎを予防することができます。
乾燥しがちな冬場の日は臭いが気になる部分だけ手でやさしく洗浄するだけにする
日本人は必要以上に皮脂を洗い流しているといわれています。
実際かゆみを発症するということは、体に必要である皮脂まで洗い流しているということ。
「ただ、ちゃんと洗わないと臭いが気になって」
体臭は気になってしまいます。
そういった場合は、ナイロンタオルでゴシゴシ洗わずに、体臭が気になる場所。
- 耳の裏
- 首
- 胸周り
- 背中
- 肛門
- 性器
こういった部分は優しく手で洗い流してあげると良いです。
パジャマや寝具をきれいにする
パジャマや寝具を洗っていないと皮脂を食べて繁殖するダニの温床になってしまい痒みを引き起こしてしまう場合もあります。
まめな洗濯とよく干して紫外線殺菌する
この2つを行うようにしましょう。
医療機関に相談する
今回紹介した方法でも改善されない場合は皮膚科に行き、抗ヒスタミン剤の内服、注射、軟膏などの塗布してもらいましょう。
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