今まで好きだったのに急にやる気や興味がわかなくなったなんて経験ありませんか?
- 今までドラマを毎週欠かさず見ていたのに、急に全く見なくなってしまった。
- いろいろな行事に積極的に参加していたのに、何の興味も示さなくなってしまった。
- 最近何をしても楽しいと感じることはない
今まで楽しかった趣味が急に興味とか情熱が失せてきてしまうと
「私は一体どうなってしまったんだ」
そう感じてしまいますよね。
実際、若い頃に比べて興味を持つものが少なくなったのではないでしょうか。
「もしかして自分もうつ病なのかもしれない」
確かに全く興味が湧かなくなってしまうのは、うつ病の可能性も否定できません。
しかし、日常生活はそれなりにできて楽しいことはそれなりに楽しいけど、好きだったことに対して興味がわかなくなったという場合は大きく分けて四つ原因があります。
- 趣味のマンネリ化
- 肝臓の疲労
- 潜在的な貧血
- 慢性的な脳の疲労
この4つが絡み合って今まで好きだったことに対して興味が出なくなっています。
つまりはこの4つの問題を解決してしまえば、またいろんな趣味に対してもワクワクして楽しいと思える毎日が得られることができます。
たとえそれが更年期のおばちゃんばっかとしても。
興味が持てなくなる趣味のマンネリ化
楽しくて好きなことをやっていると自然とスキルアップしていくものです。
例えばサッカーが趣味の人でも、初めはリフティングなんててんでできなかったはずです。
楽しんでいくうちに自然とリフティングも回数が増えて行くでしょう。
しかしサッカーが好きなのに、ずっとリフティングばっかしていくというのはいずれつまらなくなってしまいますよね。
脳は新しいことから慣れてくると次第にエネルギー消費を抑えるようになってしまいます。
つまりはあまり刺激がなくなるということ。
初めてこそ楽しいワクワクするということでも、同じことをずっとしてしまうと脳が慣れてしまい、刺激がなくなってしまうから興味がなくなってしまうんです。
解決方法は新しい刺激を取り入れるということです。
例えば料理であれば、新しい調理器具を買ってみたり、興味のないジャンルの料理にあえてチャレンジしてみるのが良いでしょう。
ドラマを見るのが趣味であれば、たまには違う国のドラマを見てみるのも良いかもしれません。
そうすることによって新しい脳の刺激が伝わり、
「これは楽しいぞ、もっと知りたい」
と感じることができます。
肝臓の疲労
肝臓が疲れていると、楽しい事も楽しいと感じられなくなってしまいます。
「肝臓と興味関係ないんじゃない?」
と思いますが実は密接に関係があります。
肝臓の役割は食べ物から摂った栄養素をエネルギーに変えて供給したり、アルコールや老廃物などの有害な物質を分解し体に影響を及ぼさないようにしてくれる重要な器官。
この肝臓が疲労を起こしてしまうとせっかく食べた食物の栄養素が、エネルギーとして供給されにくくなってしまいます。
エネルギー不足になってしまうと、特に脳に影響が出ます。
- やる気が出なくなる
- ネガティブな感情が大きくなる
- 楽しいと思えなくなる
- とにかくしんどい
というように肝臓が疲労してしまうと、エネルギー不足に陥ってしまい好きだったことに対しても興味が失せてしまうことがあるんです。
解決方法は肝臓に対して優しい生活をする
例えば禁酒、腹八分目の食生活、7時間以上の睡眠、適度なファスティング
食べ過ぎだったり飲み過ぎだったりストレスを溜めるような生活からなるべく離れましょう。
1週間ぐらい肝臓に良い生活を続けるとやる気やいろいろなことに興味が出てきますよ。
潜在的な貧血
貧血と興味ってこれまた関係があるの?
そう思ってしまいますよね。
ですが、密接な関係があるんです。
血液から酸素や栄養素を運ぶのに必要な栄養素ば鉄分です。
この鉄分が欠乏することによって、酸素や栄養が体中に行き渡りにくくなります。
身体面ではめまいだったり体のだるさを体験するでしょう。
実は脳にも影響があり、脳の神経伝達物質にも作用します。
ノルアドレナリン
やる気や情熱
セロトニン
精神安定
ドーパミン
達成感
貧血によってこの三つのホルモンの分泌が低下することで、無気力状態になってしまいます。
やる気も出なくなりますし感動も減ってしまいます。
解決方法は簡単。
毎日鉄分を摂取しましょう。
レバーや小松菜、ホウレンソウ、牛肉赤身などがおすすめです。
焼肉を食べると心や体が元気になりますよね。
これは鉄分豊富、たんぱく質がたっぷりな牛肉を食べることによって血液の循環が良くなったからと言ってもいいです。
ただ、毎日鉄分を摂るというのは、食事面でも難しいもので
理想で言えば、1日20mg の鉄分
レバーで言えば1日200g 小松菜で1キロ
ちょっと難しいですよね。
足りない分はサプリメントで補うのが鉄分は簡単です。
色々な鉄分サプリメントを飲みましたが私は美めぐり習慣が飲んでからの効きがいい感じでした。
常に血分を体に満たしてあげると、びっくりするぐらいやる気が出てきたりいろいろなことに興味が湧き始めますよ。
サプリメントを飲んで、その日は調子が良かったからといってそれ以降飲まないのはNG。
鉄分は身体に満たすまで三ヶ月から半年は掛かります。
サプリメントは続けてナンボ。
忘れず飲むタイミングを決めて習慣付けして行きましょう。
関連記事:貧血を改善したら更年期の症状がすきっと楽になったお話
脳の疲労
丸一日何もしなくてもとても疲れている
そんな日々を送っていませんか?
病気の可能性もあるということは少し置いといて、脳が慢性的に疲労を起こしているかもしれません。
体が疲れる肉体疲労というのはわかりやすいですよね。
いろいろなところに歩き回ったり、仕事したり、家事したり、運動したりなど。
一方脳の疲労というのはどうでしょうか。
「計算したり、仕事で頭使ったり、接客したり?」
こういうことをすると脳がズーンと重たくなって疲れてきますよね。
しかし、脳の疲労とはそれだけではありません。
なんと、どうでもいい事を考えるだけでも脳はエネルギーを莫大消費しています。
詳しくはこちらに書いています。
関連記事:家事やる気が出ない更年期主婦達はどうやって頑張っているの?
いろいろ考えてしまうのも、年齢的に様々な不安や心配が多くなるため、生き残る生存本能のためにあれこれ無駄に考えてしまっていますよね。
老後の心配、リストラ、病気、事故などなど。
不安や心配だけで脳のエネルギーをほとんど使い切ってしまい興味を持つためのエネルギーまで侵食してしまっていまっているんです。
そして興味も減り余計にネガティヴな考えに。
これでは悪い循環に陥ってしまいます。
この循環を断ち切るためには無駄な考えを排除して、クリアな脳にしてあげましょう。
スマートフォンでもいろいろアプリケーションの立ち上げているとだんだんと動作が重くなります。
そういう時は一度再起動をして軽くするように、脳も再起動してあげましょう。
「脳の再起動?」
人間の脳もスマートフォンと同じように再起動をかけることが来ます。
その一つが睡眠、もう一つが瞑想です。
ノイズの多い思考を切り離し、スッキリとした脳にすること。
この方法は、アメリカのシリコンバレーのIT 技術者たちが率先して導入しています。
もともとは日本古来からある座禅だったのですが、近年アメリカで科学的に瞑想の効果が実証され、日本にもマインドフルネスとして注目されるようになりました。
瞑想というとどうしても怪しい宗教ぽく感じますよね。
1990年代を騒がせたオウム真理教のイメージがとても強いのではないでしょうか。
しかし、本来の座禅の目的は頭の中をただからっぽにするだけの行為。
スピリチュアルな行為ではありません。
(100回に1回位は神秘的な体験も経験しますがそれはいわゆる魔境とよばれるものとされています。)
ただ楽な体勢で座り、腹式呼吸で、ただ呼吸に集中するだけ。
これを一日5分から。
できれば20分位
始めでこそ呼吸に集中しようとしても頭から次々とごちゃごちゃな雑念が出てきます。
この雑念にとらわれず常に呼吸に意識を持つだけ。
(これが一番難しいのですが)
始めは数秒しか集中できませんが、慣れてくると十数秒、1分と長い集中ができてきます。
瞑想から終わった後は、脳を冷たい冷水で洗ったかのようなシャッキリ感を味わえるんです。
そうすると脳で使用する無駄なエネルギーの消費が抑えられ、自分が興味のある事に対してエネルギーを使えるようになれます。
瞑想というと堅苦しい感じですが、お風呂に入る時電気を消して静かな空間で目を閉じゆっくりお風呂の気持ち良さとアロマの香りを楽しむといやり方でも大丈夫。
一心不乱に掃除をしたり、ヨガをしたり、ジョギングでもいいでしょう。
思考に振り回されない状態を1日数分でも持てば良いだけです。
自分がこれならできそうと思える方法を見つけてみましょう。
続けていくと、心のざわつきやいわれも無い不安が減り、心の平静を取り戻すことができます。
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