禁酒すると便秘になってしまうという人結構います。
肛門に栓されたくらいにカチカチになって、出ないし出しても痛い。
コロコロ便になってお酒飲んでいたほうがいいじゃないかな…。
なんて人もいます。
そんな禁酒をして便秘になってしまうという人の原因は今までお酒で水分を摂っていたのが禁酒によって水分の摂取が減ったからです。
特にビールやサワー、ハイボールといったちょっとアルコール度数の少ないお酒をがぶがぶ飲むのが好きな人。
私もこれ派ですね。
強い炭酸が喉をつき抜ける爽快感と、ズドンと重いアルコールが喉を駆け巡る感じがいいんです。
夏場もっぱらビールやサワー、ハイボールばかりですね。
禁酒をするとどうしても炭酸水や炭酸飲料じゃそこまでお腹に入りません。
おそらく普段はそこまで水分を摂らないのでしょう。
私の場合は、禁酒してもいつもスルスルと気持ちの良い快便で、全く問題ありません。
ではどうやったら無理なく禁酒中でも便秘せずに快便に近づけるのでしょうか。
目次
禁酒中の便秘には油分を食事に増やす
便が硬くなってしまうののであれば、便の滑りをよくしてあげましょう。
そのためにも、普段の食事で油分の摂取を意識してみるといいですよ。
ただ、油といってもから揚げとかポテトとかの揚げ油やマーガリンは駄目です。
トランス脂肪酸や、サラダ油は脂肪がつきやすく酸化したこれらの油は発がん性物質が含まれています。
便秘によくて、体によい油、不飽和脂肪酸が含まれる油が好ましいです。
例えば、青魚の油、簡単にいってしまえば鯖の水煮とか、秋刀魚の水煮とか。
エクストラヴァージンオリーブオイルやゴマ油、エゴマ油など。
簡単に油分を増やすなら、いろんな料理に軽くエクストラヴァージンオリーブオイルをかけてあげるだけでも十分効果がありますよ。
日本テレビのモコズキッチンよろしくエクストラヴァージンオリーブオイル、結構かけるんだなぁ位使うのがおすすめ。
スルンとした便に早代わり。
禁酒中の便秘にはアボガド、キウイ、リンゴ、バナナなど水溶性食物繊維が多い果物を朝食べる
日本人は水溶性食物繊維が足りていないといわれています。
水溶性食物繊維の働きは便を柔らかくしてくれる作用。
その中でアボガド、キウイ、リンゴ、バナナなどは水溶性食物繊維が豊富な食品。
簡単に食べられるので(アボガドは無理かな)、朝食に食べるようにするといいですよ。
もしくは、水溶性食物繊維が摂れない場合、大塚製薬のファイブミニを飲むというのもおすすめです。
禁酒中の便秘には納豆、ヨーグルトといった乳酸菌を摂る
個人的にこれが一番効果ありますね。
特にヨーグルトは、ある程度水分も多く、乳酸菌の宝庫。
納豆はおかずにチョイ足しになしダイエットや美容にも良い和製スーパーフードです。
1日2日じゃ食べてもそこまで効果は期待できないですが、2週間続けるとその効果は次第に出てきますよ。
とりあえずお腹の調子は本当に良くなります。
これは間違いありません。
しかも、私は好んで毎日この2つは欠かさず食べていたのですが、なんと今まで苦しめられていた花粉症の症状が治りました。
強烈な花粉の中今までは目は涙やかゆみ、鼻水やくしゃみで辛かった初春。
それも納豆とヨーグルトの効果か、全くアレルギー症状が出なくなりました。
余談といえば余談ですが、禁酒中の便秘もアレルギー改善にも本当にいいですよ。
禁酒中の便秘には抹茶で水分補給がおすすめ
抹茶といえば、おすし屋さんでよく飲む、粉状の抹茶ですね。
これがなんと禁酒中の便秘に効果がある飲み物なのは知っていますか?
マグネシウムは便を柔らかくしてくれる働きがある栄養素です。
水分補給はもちろんのこと、抹茶にはマグネシウムが大さじ1杯6gに14mg含まれています。
マグネシウムは1日上限値は300 mg、下限値は96 mgです。
1日2~3杯飲めば他の食品とあわせて飲めば水分とマグネシウムの働きによって便を柔らかく出しやすくしてくれます。
まとめ
- なるべく水分補給はしっかりと
- 体によい油分を摂取
- 水溶性食物繊維を意識的に
- 乳酸菌は毎日
- 飲み物は抹茶
禁酒中の便秘は便の質が禁酒してから変わったのが原因。
これらの方法で便を柔らかく、滑りをよくしてあげればスルンと出るようになります。
アルコールもある程度腸のぜんどう運動に影響していたこともあるでしょう。
しかしお酒を飲まなくても腸は正常な活動を必ず行ってくれます。
なんせ生き物は脳よりも腸が先につくられているわけですから。
腸は第二の脳といわれています。
禁酒中は肝臓に目をむけがちですが、腸も体の一つ。
意識して目をむけてあげれば腸も喜んで、期待にこたえてくれますよ。
快便になった腸内環境になると、気分も晴れやか。
禁酒生活がより一層簡単に、楽しく過ごせるようになります。